April 28, 2010

それでは皆様、しばしば(爆)ご歓談を

朝8時から定例の会議。本年度第一回目ということで心機一転、気を引き締める。医療サービスというものをビジネスの観点から考えてみると、我々医者の仕事も「商品」の一つという事になる。いまだに「お医者様」なんて呼ばれる事もあって「勘違いしている」医者もいるのだけれど、極言すればいかに医療/医学のプロとしての質を高めて、限られた財源の中で(日本の世界に冠たる健康保険システムは、まさに社会主義的でもある)、コスト意識をもって仕事ができるか?という事だと思う。思い返してみるに、医者になった25年前とは全然違う環境で、今我々は仕事をしている。

ゆっつんの就職活動も佳境に入ってきた。就職超氷河期ということで、彼らは可哀想な年回りの世代になってしまったようだ。21歳ー22歳の若者達が自分の将来の仕事に関して明るい未来の展望を持てるはずもなく、その中で就職活動をやらねばならないというのも気の毒ではある。しかし、超氷河期とはいえ、求められる人材は引き手あまたということ。これはいつの時代にも変わらない真実。今までどんな体験をして何を学び、どんな感性を培ってきたのか?というが問われているわけだ。ま、だからこそ難しいのではあるけれど。

今夜の会で、夜の仕事3連荘の最終。今週も「濃い」週。地域の救急医療関連の会合(医師会の救急担当理事として出席)。ご指名で懇親会の司会を担当。この手の行政関連の会合では「お約束」なのだけれど、「台詞」が決まっている(笑)。あまのじゃくな僕はそれを無視して司会進行をするが・・・タイトルのように滑舌悪し(笑)。やっちまった。ま、でも会合そのものは恙無く議事進行し、無事懇親会終了。
さあて、明日は休日だあ。オフの時間を有意義に使おう!