August 24, 2009

台湾LOVE2009(その4):最終日


ささやかな今年の引きこもり一人旅も最終日。今日もピーカンで暑い。故宮で存分に時間を過ごせたし、天気がよかったので台北の街を存分に歩き回ったし、いい時間を過ごせたと思う。故宮以外ナーンにも予定を立てず、ただひたすら思いつくままに歩き回るっていうのが一番のストレス解消。思い返せば毎年アメリカを旅していた若い頃もよく歩いてたな。

協調性がないので、お仕着せ旅行やツアーは一番苦手。糸の切れた風船状態の放浪パターンが一番自分にあっていると思う。齢50を越えて、まあ自分で言うのも何だけれど、そこそこの立場となってお金もそれなりに持ったわけだから、もっと贅沢三昧の旅をすればいいのかもしれないけど、ダメなんだな、好きじゃない。そこに「自由度」とか「放浪性」とか「無駄」とか「ささやかな冒険」とかがないとワクワクしないのだ。例えば、このさびれた汚い路地を入っていったらどんなところに出るのかな?とか、地元の人たちが食べているものをトライしたい、とか、本当にささやかな非日常的冒険なんだけどね。根っからのCityboyだから、大自然の中でのほんものの冒険は望むべくもないけど。その意味からも、限られた時間しか休みが取れない僕のプチ逃亡先として台湾っていうのは最適の場所。距離もサイズも時差もいいし、安全、食事もおいしくて安い。なんといっても老いも若きも人がいいし。ちなみに、今回の旅はマイレージをフルに使って総予算5万円でおつりがくる。国内旅行ではもっとかかるだろうな。

夏休みは熱帯の高級リゾートのプールサイドで寝転んで、キンキンに冷やしたシャンパンを飲みながらのんびりするってのも悪くないけど、まだいいわ、そのパターンは。一人じゃ楽しくないし。やっぱり愛する妻とふたりで(笑)ってパターンが王道だろうけど、ま、少なくとも今のウチのパターンではない(爆)。5人家族全員でリゾートに行って1週間過ごしたらたぶん軽自動車が一台買えるくらいのお金がかかるので却下。あとは妖艶でセクシーな若い愛人とのお忍び旅行ってのが、スケベおやじ共通の夢のパターン(笑)なんだろうけど、僕にはそんな便利な愛人もいなければお金もない甲斐性なしなので、実現不可能つーか考えるだけでも時間の無駄(爆)。

だから当分は、このパターンのプチ逃亡引きこもり一人旅を続ける事にしよう。

ということで、食って歩いて喰って歩いて・・・ばっかりだったような気もするけど、今回の台湾Love2009の総括としよう。今日は午後のフライトなのでこれから街に出て、この辺りをもう少し歩いてから、タクシーで空港に向かう予定。