July 2, 2009

裏を鍛える

身体を診るのが仕事なので、無意識的にジムでも他人の身体を観てしまう傾向がある。わざわざ定期的にジムに通ってくる人は、エクササイズに関心の高いグループに属している訳だけれど、それでもやはり(推定)50歳代を過ぎると、ある程度鍛えている人でも、「たるみ」や「バランスの崩れ」が出てくるのはやむを得ないと思う。それは自然な経年変化なのであって「年輪」みたいなものだと思うわけだ。

でも自然に「たるみ」つつも「あ、この人はバランスのとれたいい鍛え方しているな・・・」とわかる身体のおっさんもいる。ま、一般的には少ないけどね。これは男性に限らず、女性も同じ。僕もこれにあやかりたいと思いつつ、この2年半は、わりとコンスタントにジム通いをしている。もちろん20代ー30代の鍛えがいのある肉体とはぜんぜん違うけど(笑)、50歳すぎてもフィジカルには進歩するのだね。つーか、そう信じたいわな(爆)。正直、ここ数年で一番体調はいいと思う。

で、僕が最近意識しているのが「裏の筋肉」を鍛える事。上肢だったら裏、下肢だったら表、体幹だったら背部。つまり、人間の肉体は圧倒的に屈筋群が優位なので、伸筋群を意識して鍛えないとバランスが崩れてすぐに「爺さん」姿勢になってしまう。

なはは、健康スポーツ医のレクチャーに使おうかな、このネタ。