June 23, 2009

邪なるもの

この嘘みたいに忙しい最中に、どよよーーーんと、いやーーーな気分になる事態が発生。先週末に発覚して、そりゃーないだろう!(間違いであってほしい!)という僕の淡い期待は、今日ことごとく砕かれてしまった。

皆で培ってきた長年の信頼関係を、しらっと裏切られたことが、哀しく許せない。とかく楽観的で性善説に立ってしまう自分の管理者としての甘さを「反省せざるを得ない」のが、さらに悔しい。結局は、僕の人間を見る目がなかったということなのだけれど。

人から信頼されて、培ってきたもの、積み上げてきたもの、蓄えてきたものを、そんなに簡単に棄てちゃっていいのかよ?
汚れた金とバーターで、プロとしてのプライドってものを、そんなに簡単に穢せるものなのかよ?
残りの人生で、挽回するのはまず不可能なことは自明なのに。

人間の「邪の部分」は誰にでもあるのはこの歳になれば判る。
「聖人君子の嘘くささ」も十分承知しているつもりだ。

正常な知能と感性をもった普通の人間は、コンプライアンスやコモンセンスやルールやエチケットと「うまくバランスをとりながら」生きているわけだ。

それを否定し犯罪を犯したのならば、それ相応のペナルティを払うことになる。さらにプライスレスの信頼を裏切った代償は、不正に得た金品とは比べ物にならない位大きい事を、知ることになるだろう。

やれやれ