June 9, 2009

医学部教授

ここ数年同年代の医学部の教授が誕生している。今日は外科の1年先輩の教授の就任の挨拶に行ってきた。ニュージーランドから帰国して、早々に日本の大学病院のアカデミックキャリアに見切りをつけて僕が大学病院を去ったのが15年前。いつのまにか自分の前後の世代が教授になる歳回りになったんだなあ、としみじみ。その昔の医学部教授の権威と威厳は絶対的だったけれど、今の時代はあの頃とは全然違って、白い巨塔の時代は遥か昔なのだ。いろんな意味で、責任ばかり大きくて損な役割であるその立場を支えるのがOBの僕らの仕事なのかも。