日本の主な英語辞典には、正しい用法は書いていないのだ。僕も初めてニュージーランドでこれを聞いた時には驚いた。
訳せないニュアンス。調べてみると、かなり古典的な表現らしい。
ある時は、辞書にあるように、Thank you! の意味(幼児語とのこと、この解釈はちょっと疑問だけど)
また、ある時には「そうそう!その通り!」という意味。"Ya!"
また、ある時には、江戸っ子の「おお、当たりめーよ!」という感じかな。洒落っ気のある響き。
これは会話のリズムをつける「合いの手」なんだわ、結局。でも、この"Ta!"という間合い、慣れてくると、なんだか心地よくって、スコットランド人のおっさん達の会話には必須の響き。
今夜の通勤帰りの電車の中で、二子玉川から一緒に田園都市線に乗ったスコティッシュ訛り丸出しのおっさん3人組が、さかんに"Ta!","Ta!"を連発していたのがすごく懐かしくて思い出した。
それにしても、こんなローカルな場所になんでスコットランド人のおっさん集団が居るんだろうね(笑)。