スガシカオの詩の世界。瞬間を切り取る鋭さは、キンキンに凍結させたカミソリみたいだ。そのカミソリみたいな視線でドロドロした心の底にあるものを抉りとって表現する力は、やはり天才的だと思う。昨夜FUNKAHOLICを聴きながら思った。
ふつうの日本のアーティストからは頭一つ抜けていると思う。ユーミンとか桑田とかとは違う(彼らももちろん天才なんだけれど)アーティストとしての独自性っていうか彼にしか作れない世界というか。「10+3=Blues 」 とか 「自由 + through = 狂う」という言葉を歌詞にする彼の感性のすごさ。それとすごく僭越なんだけれど、このアルバム聴きながら、あっ、そっか、こういう作り方もあるんだっていう「方法論の自由さ」みたいなものも感じたかな。
今度話す機会があれば是非それを彼に伝えなくちゃって思った。
今日も相変わらずハチャメチャに忙しい流れで怒濤の一日だった。
夜は横浜で会議。フィジカルな疲れよりもメンタルな疲れを感じた日だった。今週も頑張らねば。