March 11, 2009

偽シンガポールの夜は更けて

弁護士のT君、建築家のY君と3人で、品川にてご飯。彼らは高校3年間のクラスメートかつ一緒にサッカー部だった仲間。最近になって、時々時間を作って会うようになっている。別の分野でそれぞれが活躍しているので、弁護士業界の裏話やら建築業界の話やら、もちろん僕の医療業界の話も含めて、ふーーん、そうなんだ!とか、へえーえ、面白い!という話がたくさん。インスパイアされまくる。それぞれの業界で中堅リーダーの世代なので、旬な話が聞けるのがうれしい。実際、法律上の相談はT君、建築関係の相談はY君にお願いしているわけだ。クラスメートというのは、有り難いもんだ。いろんな分野に進んでいる友人がたくさんいるというのも、H高校で学んだ財産の一つ。酔っぱらいおじさん3人は、ヤマダかっちゃんと九州のCCタケダに電話してさらに盛り上がる。ご迷惑をおかけしました。ごめんね。

昨夜の店は、以前から行ってみたかった品川のSingapore Seafood Republic。オリエンタルエスニックのシーフードで、シンガポールの有名店をそのまんま品川に持ってきちゃったみたいなのがウリ。天井が高いし雰囲気もそれっぽい感じ。平日の夜なのに満席で、バーで30分以上待ったけれど、それはそれでいいウェイティングバーになっていて、いいんじゃないかな。

ここんちのお約束の「チリクラブ」は、スパイシーなチリソースと蟹が絶妙でビールが進む。手と口の周りをべちょべちょにしながら、うまいうまいと、蟹にかぶりつくおじさん3人(笑)。満足度高し。蟹はいろんなパターンの調理法があるので、次回は是非別のものを試してみたい。アペタイザーのサテー(焼き鳥)は、ココナッツミルクの入ったカレー味。ほっき貝のサラダのしゃきしゃきした食感は爽やか、アサリの炒め物もチキンの土鍋グリルも、まずまず。味付けはシンガポール系というかマレー半島系というか、やや甘辛く濃いめなのが特徴。パクチーがもっとどっちゃり入っている方が個人的にはいいな。ビールの後はチリ産のシャルドネを2本あけて結構酔っぱらう。〆の炒麺も醤油系オイスターソース味の極細麺でおいしかった。

すごく気に入ってまた来週にでも来たいってほどじゃないけど、シンガポールの小旅行的気分も味わえるので、この店、たまにはいいかも。