November 3, 2008

沖縄総括

今回の沖縄行きの総括。

①子供時代から僕が引きずってきた沖縄に対するイメージ。基本的には僕は人より「右寄り」の考えだから、沖縄の人たちの背負っている悲しい歴史に対しての「後ろめたさ」や「申し訳なさ」みたいなものを、どう自分で消化するのかわからないでいたのだ。沖縄に遊びに行く周囲の人たちからすれば、何をこだわっているの?って感じだったのだけれど、僕としてはこの歳になるまで踏ん切りがつかなかったのだ。今回(遊びじゃなくて)仕事で沖縄を訪れることになって、そのわだかまりを払拭するいい機会だったと思う。

②ひめゆりの平和記念館で思ったことは、悲しい時代に翻弄された人たちの事を僕は忘れない、と再確認したこと。写真を拝見しても本当にあどけない女の子達(家の3人娘より若いのだ!)の辛い体験を風化させてはいけないと。そして、ひめゆりは悲劇のごく一部に過ぎないことも忘れちゃいけない。

③僕が想像していた以上に今は「観光リソースの豊富な沖縄」だったこと。これは僕の全くの不勉強だったな。リゾートの質も十分国際水準なのですね(値段も<笑)。

④本土以上にアメリカに近いのは当たり前か。でも地勢のいい場所である全島面積の30%がアメリカ軍の基地ないしはリザーヴになっているのを実感した。

⑤植物相が沖縄特有。どこか懐かしいニュージーランドのブッシュを思わせる。機会があればトレッキングをしてみたい。季節的に今回は海では泳がなかったけど、もちろんこれは問題なく次回行かねば。

⑧食事は予想通り。いわゆる沖縄料理は僕の好みではない(嫌いじゃないけど、それ以上でもそれ以下でもない)けど、お肉はおいしい。アグー豚、やんばる鶏、石垣牛。アメリカ人相手のオージービーフやアンガスビーフのステーキ屋も多い。沖縄>肉というイメージは固まった。その逆に海鮮物は興味がわかず(笑)。

⑨ハワイに似ている。美人が多い。特有の言い回し。

タクシーの運転手さんの話では、ゴールデンウィーク前と9月後半から10月はじめがお勧めだそうだ。