August 2, 2008

Headphoneを買った


午前中は緊急入院2件でばたばた超多忙だったけど、この週末はひさしぶりに特別な予定のない週末。午後から有楽町に向かい、久しぶりに万世の「肉味噌排骨ラーメン、青ねぎ入り、大盛り」をガッツりと食べる。その後、BICのP館に。自宅のPC用のヘッドフォンが壊れたので新しいもの探していたのだ。P館は取り扱いの機種も多いし、ヘッドフォンの試聴ができるので。

1Fの携帯電話のコーナーは、I-phone人気でごった返していた。僕の近いところで既に5人くらいが買っているけど、みんな「満足!」と口では言っているけど、実際にはまだまだ問題あるみたい。僕の廻りにはまだWifiの環境だってそんなにない訳だし。僕も自宅のPCやプライベートではマックに戻しているので気になってはいるんだけど。ま、差し当たり携帯電話はau、携帯端末はe-mobileで十分だわ。日本のユーザーの意見が十分浸透してからの次世代のI-phoneに期待しましょう(笑)。あと2年だね。でも、マックは日本のメーカーにないおしゃれな遊びがあって、やっぱり素晴しい(ちょっとやっぱり羨ましい)。

さて、お目当ての2階へ。

実はノイズ・キャンセリングのヘッドフォンを買おうと思っていたんだけど、考えてみれば僕はノイズ・キャンセリング機能を必要としないのだよね。レコーディングの時に使用するとしても、雑音(周りの騒音)が聴こえなければスタジオ・モニターの意味がない!ということに気がついたわけ(笑)。スタジオ録音じゃないわけだし。なはは。

で、すべてのHPを試聴をしました。そこで自分の耳の力に自信喪失した。5000円くらいのものでも結構いい音(心地いい音)に聴こえる。もちろん、高いものは、しっかりした作りや音の奥行きみたいなものがあり、全然違うんだけど。じゃあ5000円と10000円、10000円と20000円、それ以上のもの(今日試聴した一番高いものは5万円)を比較すると・・・全然自信がなくなってしまう。「中低音の厚みの表現は類を見ない」とか「DJに最適のクイックな反応」とか「クラシックの重厚なサウンドに対応」とか、「世界最高レベルの・・」とか言われてもわかんないわけ、実感として(笑)。今回のものは、僕が日常的に使用するものなので、その意味からも結構悩んでしまった。

試聴していると、確かにメーカーによって特徴はあるみたい。でも、たぶん値段とメーカー(ブランド)の情報がなければ、僕は決められないんだよね。その位、自分の耳に自信がなくなった。だって、5万円のものも5000円のものも、「それなりにいいじゃん」って感覚なんだもん(爆)。高いもののほうが「いい音がするはず」というのは幻想なんだけどね。インピーダンスが高けりゃいいってもんでもないし(笑)<そこに目が行くっていうのも情けないんだけど。結論から言えば、Audio-TechnicaとSonyのものが僕の耳に合っている(つまりマスター・テクニシャンの耳の好みと合っている)みたいだった。

で、1時間以上迷った挙句、自分的には「音の輪郭がしっかりしている」ような感じのしたSONYのMDR-7506に決定。15800円(笑)。で、今聴いているけど・・・結構いいっす。さすが「世界の名器」。

その後、オーディオのコーナーでスピーカーの試聴もしたけど、これも深い世界で解らんのよね。さくちゃんのタンノイのシステムの素晴しさは解るんだけど、じゃあ、どこが別のシステムとどう違うのかと問われれば答えられない。B&Wのシステムとジムランのシステムを聴いても、日本のDenonのシステムでも・・・僕はそれなりに満足しちゃうんだな。「臨場感」って一言で言っても、本物のライブの音を知らなければ話にならない訳で、建物の構造から考えなくちゃいけない世界なわけでしょ。音場とか空間認知の微妙な感覚は、僕には備わってないんだな。オーディオの世界は深い。深すぎるぞ!別の意味では、狭い、狭すぎるぞ!

でも、値段が高けりゃ良いってもんでもないことだけは解った。いつになるかわからないけど、今度家のリビングのオーディオシステムを組むときには、自分の耳だけでは自信が持てないので、プロに頼もうっと。

ボラれたりして(爆)。