August 5, 2008

「ねんきん特別便」が届いた

問題山積の年金問題。社会保険庁のずさんな運営についてマスコミの報道で聞いてはいて、かみさんと「ウチはどうなっているのかねぇ・・・?」とちょっと心配をしていたんだ。僕らの場合には、たぶんかなり複雑だから(笑)。ということで、「ねんきん特別便」が届くのを待っていたら、今日届いた。

かみさんと記録をみて愕然。平成9年から現在に至るまでの記録しか書いてない!つまり職歴11年(爆)のペーペーと同じしか年金を払っていないことになってる。んなワケないでしょうが!
なはは、と力なく笑うしかない。税金の支払い記録を見ればわかるだろーが>社会保険庁

僕らの時代の医者っていうのは、多くの場合大学を卒業してからどこかの医局に「入局」して、数年間は無給の待遇が普通。その後、関連病院に出張になって初めて給料らしきものをもらうのが普通だった。その無給時代でも保険証は持っていたから、大学の職員扱いだったんだろうけど、年金に関しては全くノーケア(だったんだと思う、詳細は不明)。さらに複雑なのは、出張病院や医局の入職と退職を繰り返すこと。僕の場合、出張病院1年、神奈川県(KCMC)の職員4年、さらにアメリカに3年、ニュージーランドに1年ちょっと行っていることで、その合間に日本の大学の職員としての身分のない(つまり日本では「無職」という)期間が混在していること。その当時のことは記録がないのでわからない。

で、エクセルで職歴をまとめていたら、大学卒業後いかに僕(と、かみさん)が流転放浪してきたか・・・に今更ながら驚いてしまった。結婚して24年間で海外への往復2回の引越しを含めて11回も引っ越している!(爆)。若い頃は、怖いもの知らずだったんだね。自分を高めていけば何とかなるハズって信じていた。最終的に日本で医者を続けることにして、今の職場に落ち着いて11年。今までで一番長いんだね。なんだか感無量。

ということで、資料を集めて(結構面倒くさい作業みたいだ)社保事務所に行かなくては・・・やれやれ。