June 28, 2008

「お子様は王様」主義

今日は午後から、三女さとちゃん(高3)の学校にて父母会&進路相談面接。

しかしまあ、考えてみれば自分が高校生の時には、親は進路相談なんか行かなかった。うちの両親は教育熱心ではあったけれど、教育の場を与える(つまり学費や本のお金を出す)という意味で熱心であったというだけて、進路とか学校のことについては、放任主義。全く親と相談した記憶がない。「勉強をしろ!」とか「いいガッコに行け!」とかは一度も言われたこともない。自主性を重んじるといえば聞こえはいいんだけど、オマエがその分野が好きなら勝手にすれば、お金は出すから・・・的な「突き放した」ようなところがあったな。もっとも僕自身、勉強は嫌いじゃなかったし、そこそこできたし(自分でいうのもナンだけど>笑)。それは冗談としても、まあ、進路というのは自然に決まっていったわけだ。当時の高校生はみんなそんなもんだろう。

勉強することの面白さえ体験すれば、自然に勉強するもんなんだよな。ところが、今の学校は進路相談についても親がかなり口を出すものらしい。上のふたり(かなぴーとゆっつん)の通っている大学だって「父兄会」があるもんな。大学生に父兄会とはね(苦笑)。世の中全体が、安易に「子供中心主義」的な方向にあって、若者の幼稚化が進んでいる気がするな。爺くさいぼやきかもしれないけど。ま、この辺りの考察は、モンスターペアレンツの話とか、不登校やら学級崩壊の話とか、唯我独尊的キャラの台頭とか。。。に展開していくんだけど。

さあて、どんな話をするかな・・・