March 4, 2008

佃煮再認識

先日一緒に飲んだS君の奥さんが秋田の八郎潟の出身で、そこで作っている佃煮(佐藤徳太郎商店)を頂いた。これが絶品。なんというか、いままで僕が食べていたしょうゆ味が濃くて、だら甘い「いわゆる佃煮」とは全然違う。ワカサギがカラリと炭火焼きされていて、気持ちのいい仄かな甘さがある。シラウオはほんわかとやわらかく煮てあって胡桃の食感もおいしいし(「うたせ舟」と呼ぶらしい)、ばりばり&カリカリといくらでも食べられちゃう感じ。これはすごいわ、驚いた。ホカホカのご飯と、おいしい漬物と、お味噌汁があれば、もうそれだけで十分満足できる晩御飯。佃煮って、あれば食べるって程度で特別好きってほどじゃなかったんだけど、僕の認識不足でした。ごめんね、佃煮の神様(爆)。

できるだけ泳ぐようになって、ここ1年くらい家で食べる晩御飯は意識して軽くしているのだけれど、今夜みたいなご飯だったら、肉も魚も要らないって思った。若い頃から比べれば、大変化だわな。お酒を飲んだ後のラーメンやお茶漬けも止めてるし(笑)。