December 12, 2007

40歳という夏の季節の入り口

昨夜は、30代後半の若い友人の婦人科医S君と、溝の口「海藤花(かいどうげ)」にて会食。焼酎(五代)の緑茶割りを頂きながら、白子の焼き物、貝の刺身、かんぱちのノドの焼き物などなど。気楽な居酒屋風の寿司屋なんだけど〆の握りもおいしく大満足。彼とは以前から呑みましょうといいつつ、お互い多忙でなかなか機会がなかったんだけど、念願かなってカウンターで飲みながら業界の話や子育ての話など楽しいひと時。礼儀正しいし話題は豊富だし、いいヤツだなぁと感心する。医療業界に厳しい時代にあっても、あの人柄なら彼のクリニックの今後の成功は間違いないと思った。頑張ってね>S君

帰路、彼の年代(30代後半から40代はじめ)というのはすごく大切な時期なんだと、つくづく思った。僕自身、ニュージーランドから帰国して大学病院を辞め、現在の職場を始めたのが40歳だった。いろんな職業でも40歳というのがターニングポイントじゃないか、と思う。先日どこかで読んだ文章で「どんな職業であれ50歳の時点で人からレスペクトされない人生は辛い」というのがあった。そのためには、ぎりぎりの線が40歳ということなんだろう。お寿司屋さんはお寿司屋さんで、アーティストはアーティストとして、ビジネスマンはビジネスマンとして、医者は医者として、小説家は小説家として・・・。これは真実だろう。

以前から思っているけど、人生が冬から始まり秋に終わるとすれば、この世代(40-50歳代)は人生の「夏」なのだから。体力・気力も充実しているし、それまでに色んな経験も積んだ。だからこそ「仕事を頑張ろう!」ということでもあるし、だから「プライベートでもとことん楽しもう!」ということなんだと思う。