August 20, 2006

さすがっ!プロの仕事

僕の家はメゾネットのマンションで、娘たちのピアノは半地下にあります。娘達も大きくなり、ピアノが不要になり、手狭になった部屋のスペースを作るためにピアノを下取りに出すことにしました。ピアノ買取ネットを使用すると、2-3日のうちに6社からオファーが届きました。13万5000円から18万円まで。現物を見ないでも値段が出るんですね。そのシステムの便利さに驚き、また買取の値段にもある意味驚いた。20年近く使用したピアノでも結構な値段を付けてくれるって事にも驚きました。

さて、本日はそのピアノの引き取りの日でした。予定の時間ピッタりに現れたのは、二人ともは60代の男性。てっきり若いオニイチャンが来るものと思っていたので、大丈夫かね・・・?とちょい不安になるような小柄(だけどそれなりにガッチリとした)な体つきのお二人。

で、一人は早速家に入ってピアノの位置を確認、無線で車を移動しクレーンを準備、部屋の本棚からベッドなどを、あっという間に移動して、地下のテラスへの移動ルートをシミュレーション。すっごいテキパキと仕事を進めます。ピアノって250kgもするんですよ。それを二人で動かしちゃう。

するするとクレーンを動かし、障害物の植木や鉄柵、植え込みを軽々と越えて、唖然とする僕を尻目に、約10分くらいで移動完了!きっちりとトラックの荷台にピアノを収納しちゃいました。すべての作業時間20分くらいでしょうか。これぞプロの仕事。完璧です。

仕事を終わってしばしおじさんたちと談笑。だってあまりにも仕事が鮮やかで、本当に感動したから。彼らによると、最近のマンションはエレベーターがあるから楽だけど、昔は大変だった、とのこと。この道ウン十年の彼らの言葉には、プロとしての自信と誇りが感じられました。

本当のプロの仕事を見せてもらったっていう気がした。すっげーよ、おじさんたち。